【本日の制作事例】紛失された実印の再作成

柘13.5mm・フルネーム彫刻・印相体

柘 実印

こんにちは。さいたま市浦和区の印鑑専門店「はん次郎 浦和店」です。
今回は、お客様からの**「実印を紛失してしまった」というご相談**に対応させていただいた制作事例をご紹介いたします。

大切な印鑑を失くしてしまった時の不安、そして新しく作り直す際のポイントや想いを、実際のご依頼内容をもとに詳しくお伝えいたします。


◆ 「実印を失くしてしまって…」ご来店時のお客様の声

本日の開店してすぐ、落ち着いた雰囲気の女性のお客様がお電話をくださいました。
開口一番、「実印を失くしてしまって…」というお悩み。
すぐに再作成をしてほしいとのことでした。


◆ お選びいただいた印材は「柘(つげ)」13.5mm

お客様が選ばれたのは、国産柘(つげ)材の13.5mmサイズ

▷ 柘(つげ)とは?

  • 国産木材の中でも最も緻密で硬い性質をもつ
  • 木目がきめ細かく、繊細な彫刻に適している
  • 価格も比較的リーズナブルで、実印・銀行印として人気

とくに13.5mmは、女性の実印に適したサイズ感で、持ちやすく、かつ書体の映えやすい絶妙なバランスです。


◆ 書体は「印相体」をご選択|運気を込めた線のつながり

彫刻書体としてお選びいただいたのは、印相体(いんそうたい)

この書体は、線がすべてつながっていることから、
「運気が逃げない」「縁が切れない」「成功を引き寄せる」
といった縁起を重んじる意味が込められており、実印としての人気は非常に高いです。

文字全体に力があり、印影としても重厚感が出るため、登録印にふさわしい威厳ある仕上がりとなります。


◆ フルネーム彫刻で、より信頼感ある印影に

今回の印影には、お客様のフルネームを彫刻しました。

実印は「本人確認」のための印鑑であり、役所での印鑑登録に使用されます。
そのため、フルネームでの彫刻は、「本人を証明する印」として最もふさわしい形式とされています。

読みやすさと防犯性のバランスを取りながら、印相体の持ち味を最大限に活かすレイアウトでデザインを行い、
細部までしっかりと仕上げさせていただきました。


◆ 紛失時の注意点と再作成の流れ

実印を紛失した場合は、以下のような流れで対応することが大切です。

▷ 実印紛失時の対応フロー:

  1. 印鑑登録の廃止申請(市区町村の役所にて)
  2. 再登録用の新しい実印を作成
  3. 印鑑登録の再申請(新しい実印と本人確認書類を持参)

当店では、こうした一連の流れをご案内しながら、書体や材質の相談・即日制作の可否などにも柔軟に対応しています。


◆ 実印を「新しく作ること」は、リスク回避と心の整え直し

失くした印鑑をそのまま放置してしまうと、

  • 万が一、第三者に拾われ悪用されるリスク
  • 登記・契約などで必要な場面に印鑑がなく慌てる

といった問題が生じます。

一方で、新しい印鑑を作ることは、ご自身の意識を整え直す機会にもなると私たちは感じています。
「名前に想いを込めて、新しい一歩を踏み出す」──
印鑑には、そんな意味があるのかもしれません。


◆ はん次郎では即日対応も可能です

当店では、柘・黒水牛・白牛角など主要な印材の在庫を常備しており、
当日の混雑状況や制作内容によっては、**即日お渡し(30分〜1時間程度)**も可能です。

「急ぎで必要」「紛失してしまったので不安」
そんなときこそ、お気軽にご相談ください。


◆ 店舗情報・アクセス

はん次郎 浦和店|実印・印鑑の専門店
📍埼玉県さいたま市浦和区仲町4-14-13-1F
📞048-838-8599
🕙営業時間:平日10:00〜19:00(土日祝定休)
🚶‍♂️さいたま市役所・浦和区役所から徒歩3分/浦和駅西口より徒歩15分