【本日の制作事例】紛失した実印を再作成(はん浦和浦和店)
女性用実印 御蔵島本柘13.5mm
こんにちは。
さいたま市浦和区の印鑑専門店 はん次郎 浦和店 です。
本日は、「以前使っていた印鑑をなくしてしまった」という女性のお客様からのご依頼をご紹介します。
当店で、御蔵島本柘13.5mm・女性用実印を再作成させていただきました。
お客様は前の印鑑の書体をとても気に入っていたとのことで、
複印(=同一印影の再現)にならないよう注意しつつ、雰囲気を似せた書体で制作。
完成した印影を見て、「前の印鑑に雰囲気が似てる!とても嬉しいです」と大変喜んでいただけました。

◆ ご注文内容
- 印鑑種類:実印(女性用)
- 印材:御蔵島本柘13.5mm
- 書体:前印鑑の書体に近い行書風デザイン
- 制作目的:紛失による再作成
- 納期:即日対応
◆ 印鑑を紛失したときの対応とは?
実印や銀行印を紛失した場合、多くの方が最初に「どうすればいいの?」と不安になります。
ここでは、印鑑をなくした際に取るべき基本的な対応をまとめました。
① 実印をなくした場合
実印は市区町村に印鑑登録されている印鑑です。
紛失した際は、まず**登録の廃止手続き(印鑑登録の廃止)**を行いましょう。
浦和区の場合は、さいたま市役所または浦和区役所の市民課で手続き可能です。
身分証明書を持参すれば、即日で登録抹消が行えます。
② 銀行印をなくした場合
ご利用の金融機関に連絡し、速やかに届け出印の変更を行ってください。
通帳・印鑑・身分証を持参し、新しい印鑑を登録します。
③ 認印をなくした場合
認印は法的拘束力が低いとはいえ、他人に悪用される可能性もあるため、
日常的に使用していたものであれば念のため作り替えておくのがおすすめです。
◆ 複印は法律で禁止されています
印鑑業界では、「複印(ふくいん)」という言葉があります。
これは、既に存在する印鑑とまったく同じ印影を再現することを指します。
🔸 複印=刑法上の「有印私文書偽造罪」にあたる可能性も
実印は「本人の意思を証明するもの」。
その印影を第三者が同一の形で再現すると、
刑法159条「有印私文書偽造罪」に抵触する恐れがあります。
したがって、当店を含む信頼ある印章店では、
過去の印影を完全にコピーすることは一切行いません。
◆ 似せて作る、という職人の技
今回のお客様のように、
「前の印鑑の書体や雰囲気を残したい」というご要望は多くあります。
はん次郎浦和店では、
・印影の画像や写しを参考にしながら、
・複印にならないよう構成を変えつつ、
・印象や筆致の“雰囲気”を再現する
という職人の技術で対応しています。
線の角度や太さ、起筆・終筆の処理を微妙に調整することで、
「前の印鑑に似ているのに、全く同じではない」
という絶妙なバランスを実現しています。
◆ 御蔵島本柘(みくらじまほんつげ)の魅力
今回使用した印材は、国産印材の最高峰「御蔵島本柘」。
東京・伊豆諸島に属する御蔵島で産出される本柘材で、
木目が非常に細かく、粘りがあり、印材として理想的です。
🔹 特徴
- きめ細かく美しい木目
- 押印の際に程よい弾力があり、印影がくっきり
- 長期間使用してもひび割れしにくい
- やさしい木のぬくもりがあり、女性にも人気
本柘は自然の温かみを感じる印材でありながら、
価格と品質のバランスも非常に優れています。
「象牙ほど高価ではないけれど、きちんとした印鑑を作りたい」という方に最適です。
◆ はん次郎浦和店が大切にしていること
当店では「早い」「安い」だけでなく、
“安心して一生使える印鑑”をお作りすることを何よりも大切にしています。
- 一つひとつ職人がバランスを確認
- 印面の欠けや歪みを最終チェック
- お客様のご希望(雰囲気・印象)を丁寧にヒアリング
紛失や再作成のような“思いがこもった印鑑”こそ、
誠実に、慎重にお作りすることを心がけています。
◆ さいたま市・浦和区で印鑑を再作成するなら
はん次郎浦和店は、
さいたま市役所・浦和区役所から徒歩3分。
印鑑登録に関する手続きの前後にご来店される方も多くいらっしゃいます。
お急ぎの再作成も当日対応可能です。
(店内に彫刻設備完備/最短30分〜1時間仕上げ)
- 紛失した実印を作り直したい
- 前の印影に雰囲気を合わせたい
- 印相体や篆書体など縁起の良い書体にしたい
そんな時は、ぜひお気軽にご相談ください。
◆ 店舗情報
はん次郎 浦和店
📍住所:さいたま市浦和区仲町4-14-13-1F
🕙営業時間:平日10:00〜19:00(土日祝定休)
📞TEL:048-838-8599
🌐公式サイト:https://han-jiro.com
🚗近隣コインパーキングあり(5,000円以上で300円補助)
◆ まとめ|“似せて作る”という誠実な再現
印鑑をなくすことは決して珍しいことではありません。
しかし、そこにこもった思いや使い慣れた印影の記憶は、
お客様にとって大切なものです。
はん次郎浦和店では、
複印は絶対に行わず、法令を守りながら、思い出に寄り添う印鑑づくりを行っています。
今回のように、「前の印鑑に近い雰囲気で作りたい」「女性らしく上品な印影が良い」など、
細かなご希望にも丁寧に対応いたします。
浦和・さいたま市エリアで「印鑑の再作成」「実印の作り直し」を検討中の方は、
どうぞ安心してご相談ください。


