個人事業主・フリーランスのための「失敗しない印鑑の選び方」
個人事業主・フリーランスのための「失敗しない印鑑の選び方」

こんにちは、浦和のはんこ屋「はん次郎」です。
たくさんの印鑑を作ってきた中で、特に最近多いのが個人事業主さんやフリーランスの方からのご相談です。
「屋号入りの印鑑って必要ですか?」
「会社設立しないけど、ビジネス用の実印っている?」
「銀行印と認印、どこまで分ければいい?」
開業や独立は夢が広がる瞬間ですが、やらなければならないこともたくさん。中でも印鑑は、最初につまずきやすいポイントです。
今回は、個人事業主・フリーランスの方向けに**「失敗しない印鑑の選び方」**を詳しく解説します。これから開業される方、すでにフリーで活動されている方も、ぜひ参考にしてください。
そもそも個人事業主に印鑑は必要?
結論から言うと、必要です。
特に次の3つの用途で、印鑑を使うシーンがあります。
① 銀行口座の開設
屋号付きの口座を作るとき、多くの金融機関で「屋号入りの印鑑」が求められます。個人名だけの銀行印でも登録できる場合もありますが、事業用とプライベートをきちんと分ける意味でも、専用の銀行印を作るのがオススメです。
② 請求書・契約書・見積書への捺印
印鑑がなくても法律的には問題ないと言われていますが、信頼性を示すための“顔”のような存在です。相手先が企業や役所の場合、印鑑の有無で印象が変わることも。
③ 税務署や行政への届け出
開業届、青色申告承認申請書などの手続きにも、印鑑は欠かせません。
どんな種類の印鑑を揃えるべき?
個人事業主・フリーランスの方におすすめしたいのは、以下の3本です。
① 屋号入り銀行印(または屋号+個人名)
→ 事業用口座を開設するための印鑑。屋号だけでもOKですが、「屋号+個人名」で作ると汎用性が高まります。
② 認印(仕事用)
→ 見積書や納品書に押す用。事務処理に活躍します。朱肉不要のシャチハタとは違い、きちんとした印影が残る認印が望ましいです。
③ 実印(個人名)
→ 税務署などの届け出、車の購入、賃貸契約などにも使用可能。フリーランスとはいえ、いざという時に**“本物の実印”**が必要な場面は必ず訪れます。
印鑑を選ぶときに失敗しない3つのポイント
1. 安すぎる印鑑は要注意
ネットで「3本セット999円」なんて商品もありますが、耐久性・印影の美しさ・信頼性を考えると、やはり不安が残ります。大切なのは「長く使えること」。安さだけで選ぶと、のちのち買い直しになるケースも多くあります。
2. 印材は用途に合わせて
- 木材系(柘など)…リーズナブルで軽く扱いやすいが、耐久性はやや劣る。
- 黒水牛・牛角系…耐久性・押しやすさともにバランス良し。
- チタン…スタイリッシュで、変形や摩耗に強い。デザインにこだわる方に。
おすすめは「黒水牛」。ビジネス用としても定番で、見た目の格もあり、押しやすくて長持ち。迷ったらこれで間違いありません。
3. 屋号や名前の彫刻にこだわる
印鑑はただの道具ではなく、“あなたの信用”そのもの。
老舗の職人による手彫り・手仕上げは、文字のバランスや印影の美しさが格段に違います。長く使うものだからこそ、「信頼できるお店」で「きちんとした一本」を選びましょう。
実際のお客様の声
フリーランスのライターをしています。屋号入りの銀行印を作ると、なんだか「本当に事業主になったんだ」と背筋が伸びました。印影も美しく、仕事への意識が変わった気がします。(30代女性)
息子が開業するタイミングで印鑑をプレゼントしました。見た目も格好良く、使うたびに気持ちが引き締まるそうです。こちらでお願いして本当によかったです。(50代女性)
まとめ:印鑑は「未来への投資」
印鑑は、ただのハンコではありません。
あなたの名前を守り、仕事の信用を築く“道具”であり“象徴”です。
個人で仕事をするということは、すべての責任を自分が背負うということ。だからこそ、印鑑という「形ある信頼」を持っておくことが、いざという時に役に立ちます。
浦和の印鑑店「はん次郎」では、個人事業主・フリーランスの方向けに丁寧なヒアリングを行い、最適な印鑑のご提案・ご制作をしております。
「何を選べばいいかわからない」という方も、まずはお気軽にご相談ください。あなたのビジネスを後押しする一本をご提案いたします。