【重要なお知らせ】印鑑の複製は絶対NGです──当店が“同じ印影”の印鑑をお断りする理由
こんにちは。さいたま市浦和区の印鑑専門店「はん次郎 浦和店」です。
今回は、私たちの店舗に寄せられるご相談の中でも、非常に慎重な対応が必要なご依頼について取り上げます。
それは──
「以前作った印鑑と同じものをもう一本作ってほしい」
「他のお店で作った印鑑と同じ印影にしてほしい」
という“印鑑の複製依頼”です。
結論から申し上げます。
🔴 当店では、同一の印影を再現するような印鑑の制作は一切お断りしています。
これは倫理的な理由はもちろん、刑法にも関わる重大な問題だからです。

◆ 印鑑とは「個人の人格や権利を証明するもの」
印鑑は、日本社会において「単なる道具」ではありません。
契約、登記、銀行、役所など、本人確認の手段として広く使われており、
その効力は実質的に署名と同等、あるいはそれ以上の重みを持ちます。
つまり、印鑑はその人自身を象徴する「信用の証」であり、
印影は世界でただひとつであることが前提とされています。
この“唯一無二性”を揺るがすのが、同じ印影の複製なのです。
◆ 「複製印」は犯罪になる可能性も
印鑑の複製がなぜこれほどまでに重大なのか?
それは、場合によっては刑法に抵触する可能性があるからです。
▼ 関連する法律:刑法第159条(私文書偽造等)
第159条(私文書偽造等)
他人の印章若しくは署名を用いて、権利義務に関する文書又は事実証明に関する文書を偽造した者は、3年以下の懲役又は20万円以下の罰金に処する。
つまり、仮に善意で「本人が依頼した」としても、
複製された印鑑が第三者に誤用された時点で犯罪行為となるリスクが発生します。
他人の名前で偽造された書類が流通すれば、たとえ本人の依頼であっても、偽造印鑑の制作者が処罰対象になる場合もあるのです。
◆ 「自分の印鑑だから複製していい」という誤解
「自分が作った印鑑だから、同じものを作るのは問題ないのでは?」
そう思われる方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、印鑑の真正性が制度として保証されている以上、
同一印影が複数存在すること自体が“本人性の保証”を損なう行為となります。
- 本人の依頼でも「複製印を複数流通させる」ことは危険
- 万一、盗難・紛失・不正使用があれば、責任の所在が不明確になる
- 書類の信用性そのものが揺らぐ可能性がある
はん次郎では、このようなリスクをお客様自身が負うことのないよう、一律で複製のご依頼をお断りしております。
◆ 「昔作った印鑑と同じ雰囲気で」は可能です
一方で、過去に使っていた印鑑を紛失してしまった場合など、
「できるだけ前の印影に近づけてほしい」というご希望をいただくこともあります。
このようなケースでは、
- 同じ印材(例:柘、黒水牛、白牛角など)
- 同じサイズ(13.5mmや18.0mmなど)
- 同じ書体(印相体・篆書体・楷書体など)
といった仕様をもとに“似た印象”の印鑑を新たにデザインすることは可能です。
ただし、あくまで「別の印影として新たに制作する」ことが前提となります。
◆ お客様に安心していただくために
当店ではすべてのお客様に対して、
- 完全オリジナルの印影を一つひとつ丁寧にデザイン
- ご本人確認・用途のヒアリングを必ず実施
- 法的・道義的な観点から安全な運用をサポート
という方針を徹底しています。
お客様の大切な契約や人生の節目に関わる「印鑑」という品物だからこそ、
一切の妥協もなく、誠実にお応えしていくことが当店の信条です。
◆ 安心・信頼を届ける印鑑なら「はん次郎」へ
もしも「印鑑をなくしてしまった」「古い印鑑と似たものを作りたい」とお考えの方は、
ぜひ私たちにご相談ください。
当店では、法的リスク・実務上のトラブルを防ぎながら、
新たなスタートにふさわしい“世界でひとつの印鑑”をお届けしています。
店舗情報
はん次郎 浦和店
〒330-0062 埼玉県さいたま市浦和区仲町4-14-13-1F
📞 TEL:048-838-8599
🕙 営業時間:平日10:00〜19:00(土日祝休)
🚶♂️ 浦和駅西口から徒歩15分
🏢 さいたま市役所・浦和区役所から徒歩3分
🚗 駐車場なし(※5,000円以上のご注文で近隣パーキング代300円負担)
最後にひとこと
「同じ印影の印鑑をもう一つ作ってほしい」──
この一言に、想像以上のリスクが潜んでいます。
だからこそ、はん次郎はあえてお断りする勇気を持ち続けています。
お客様の未来を守るために。
そして、日本の印鑑文化の信頼性を守るために。


