【同じ苗字でも、同じ印影にはなりません】認印であっても“世界にひとつ”である理由
― 印鑑専門店の本気 ―
「もし、同じ苗字の人が注文したら、同じになりますか?」
本日制作した
男性用認印のお客様からいただいたご質問です。
結論から申し上げます。
絶対に同じにはなりません。
これは感覚的な話ではありません。
設計思想の話です。
■ 本日の制作実例
男性用認印
黒水牛 12.0mm
印相体
姓のみ彫刻
一般的な仕様です。
ですが、
だからといって“量産品”ではありません。

■ なぜ同じにならないのか?
「黒水牛12.0mm・印相体・佐藤」
仮にまったく同じ条件の注文が来たとします。
既製品の認印であれば、
当然同じ印影になります。
しかし、はん次郎では違います。
理由は単純です。
印影を“設計”しているからです。
■ 印影はデータではなく“設計”
大量生産型の印鑑は、
・既存フォント
・固定配置
・テンプレート処理
で作られます。
つまり、
「同じ苗字=同じ印影」
になりやすい。
しかし、専門店の制作は違います。
- 文字の太さを微調整
- 線の入り方を変える
- 重心バランスをずらす
- 余白を調整する
印影は確実に変わります。
これを意図的に行っています。
■ なぜそこまでやるのか?
理由はひとつ。
信用の道具だからです。
認印といえど、
・社内決裁
・重要書類
・取引先との書面
に使われることがあります。
同じ苗字が量産される世界。
そこに、
“まったく同じ印影”が存在する。
それは、
少し怖いことだと思いませんか?
■ 黒水牛という素材の意味
今回の印材は黒水牛。
黒水牛は、
・耐久性が高い
・印面が安定している
・長期使用に向いている
認印としては上位クラスの素材です。
「認印だから安くていい」ではなく、
「認印でもちゃんとしたものを」
という選択。
そこにも価値があります。
■ 印相体という選択
印相体は、
・線が複雑
・崩しがある
・再現性が低い
つまり、
既製印との差が出やすい書体です。
同じ苗字でも、
配置次第で印影はまったく変わる。
だからこそ、
印相体は専門店向きの書体です。
■ 「認印だから適当」はしない
最近は、
「100円ショップで十分」
という声もあります。
それも否定はしません。
ですが、
はん次郎浦和店は
“登録できればいい店”ではありません。
小さな認印であっても、
・同じにならない
・安易に量産しない
・責任を持つ
これを徹底しています。
■ 世界にひとつ、という意味
“世界にひとつ”
という言葉は、
少し大げさに聞こえるかもしれません。
ですが実際に、
同じ苗字
同じサイズ
同じ書体
であっても、
印影は二度と同じになりません。
これは偶然ではなく、
意図です。
■ さいたま市で印鑑を作るなら
さいたま市で
・実印
・銀行印
・認印
を作るとき、
価格だけで選ぶのか、
印影の設計まで考えるのか。
その違いが、
数年後に差になります。
■ まとめ
今回の制作実例は、
男性用認印
黒水牛12.0mm
印相体
姓のみ
という、
一見シンプルな一本。
しかしその中には、
- 同じにならない設計
- 細部の調整
- 専門店の思想
が詰まっています。
印鑑は小さい。
ですが、
信用は小さくありません。
■ 店舗情報
はん次郎 浦和店
さいたま市役所そば
営業時間:10:00〜19:00(土日祝休)
https://han-jiro.com

