想いを刻みなおすということ。印鑑再彫刻サービス

― 大切な形見を、新たな“印”へ ―

「おばあちゃんの印鑑を、息子に使わせてあげたいんです。」

その一言から始まった、今回のご依頼。
長年大切に使われてきた印鑑を、新しい世代に受け継ぐ——
その想いにお応えするため、
はん次郎浦和店では**再彫刻(リメイク)**を行いました。

印鑑彫り直し

印鑑とは、その人の人生を刻んだ“証”。
そして、世代を超えて受け継ぐことができる“文化”でもあります。


形見を“使える印鑑”として蘇らせる

― 想い出を日常の中に ―

今回お持ちいただいたのは、
ご家族にとって非常に大切な「おばあさまの印鑑」。
年月を経て印面がすり減り、印影も薄くなっていました。

「ただ保管しておくのではなく、息子にも使わせてあげたい」
そんな温かい気持ちから、再彫刻(再仕上げ) のご相談をいただきました。

古い印面を一度丁寧に削り、
印材の風合いはそのままに、フルネーム・印相体 で新たに彫刻。
印面に新しい生命を吹き込むような作業でした。

完成した印鑑を手に取られたお客様は、
「おばあちゃんの形見がこうして“形”になって嬉しい」と、
目を潤ませながら喜んでおられました。

“想い出を使える形に残す”——
それが、私たち職人のもう一つの使命だと感じます。


天然高級印材のぬくもり

― 受け継ぐにふさわしい素材 ―

今回再彫刻させていただいた印材は、
長年大切に使われてきた天然の高級印材
年月を経ても艶を失わず、しっとりとした手触りを保っていました。

このような素材は、適切なケアを施すことで
再び美しく蘇り、さらに長く使うことができます。

印材の表面を丁寧に磨き直し、
細部のヒビや汚れを職人の手で整えることで、
“新しいようで懐かしい”独特の風合いが戻ります。

まるで、時の流れを抱きしめるような質感。
素材が持つ「歴史」が、再び息を吹き返します。


書体:印相体に込めた祈り

― 家族の絆を象徴する印影 ―

再彫刻に選ばれた書体は、印相体(いんそうたい)

印相体は、古来より「運を整える」「家を守る」書体とされ、
印章文化の中でも特に縁起の良い書体です。

▼ 印相体の特徴

  • 太く安定した線が「堅実・繁栄」を象徴
  • 丸みのある造形が「和」を表す
  • 金運・家庭運を司る縁起書体として人気
  • 偽造が難しく、印影としての安全性も高い

代々受け継がれる印章に、
「印相体」はまさにふさわしい選択。
今回はフルネーム彫刻でお作りし、
“家族の証”としても意味のある一本になりました。


再彫刻という選択

― 捨てずに、活かす。想いを継ぐ。 ―

近年、印鑑の再彫刻(リメイク)をご希望される方が増えています。
特にご家族の形見や、古い印鑑を大切に残したいという方にとって、
“再彫刻”はとても意義のある方法です。

▼ 再彫刻のメリット

  • 思い出の印材をそのまま使える
  • 新しい印影で再登録が可能
  • 廃棄せずに、環境にもやさしい
  • 家族の絆を“形”として残せる

新しい印材で作るよりも、
“今あるものを活かす”という選択には、
深い意味と温かいストーリーが宿ります。


老舗の技術で受け継ぐ安心

― 創業100年、石原印房の確かな技 ―

はん次郎浦和店は、
群馬県みどり市に本店を構える
創業100年の老舗印章店 「石原印房(株式会社柏葉堂)」 の直系店舗です。

石原印房では、一級彫刻士による完全手彫り印鑑を手がけており、
その技術と品質は全国のお客様から信頼をいただいています。

はん次郎浦和店では、その伝統の技を受け継ぎながら、
「早く・美しく・正確に」をモットーに、
即日対応・再彫刻・修復まで幅広く対応しています。

古い印鑑を新しく生まれ変わらせること。
それもまた、“職人の想いをつなぐ仕事”のひとつです。


「印鑑」は、ただの道具ではない

印鑑には、人の「心」や「想い出」が宿ります。

日々の生活の中で使うたびに、
その印影の中に“家族の記憶”が重なっていく。

「これは、おばあちゃんからもらった印鑑なの」
そんな言葉がいつか、お子さまやお孫さまへと伝わっていく。

印鑑は“名前を刻む”だけでなく、
“想いを刻む”もの。

はん次郎は、その想いを未来へつなぐお手伝いをいたします。


店舗情報

はん次郎 浦和店
〒330-0062
埼玉県さいたま市浦和区仲町4-14-13-1F

☎️ 048-838-8599
🌐 https://han-jiro.com

🕓 営業時間:10:00〜19:00
(土日祝休)
(さいたま市役所・浦和区役所から徒歩3分)


店主より

再彫刻のご依頼を受けるたびに思います。
印鑑とは、その人の生きた証であり、
家族の愛情そのものだと。

時を経ても、想いは消えない。
私たちは、その想いを形にする職人です。

「おばあちゃんの印鑑を息子に渡したい」
——その優しい気持ちを受け継ぎ、
今日もまた新しい命が一本の印に刻まれました。